2019年11月15日

Youtube利用規約更新?(ネット)

2019年12月10から動画配信サイト「Youtube」の利用規約が更新されます。実はこの更新内容に関し、現在Youtubeユーザの中でちょっとした騒動になっています。

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詳細
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191111-00000040-zdn_n-sci

YouTubeのアカウントを持っている人であれば以下のメールが届いた事と思います。

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いくつかの項目がありますが、この度問題になっているのは「正当な理由に基づくYouTubeによる解除および停止」と「本サービスの変更に基づくYouTubeによる解除」の部分です。

YouTube側の言い分である

お客様への本サービスの提供がもはや採算に合わない事業となったと判断するに至った場合、YouTubeはお客様またはお客様のGoogleアカウントによる、本サービスの全部もしくは一部へのアクセスを解除できるものとします

とは一体何を意味するのか?。

具体的な説明が無いので何とも言えませんが、そのまま解釈すれば《多額の広告料を稼ぐyoutuberや企業宣伝を優先し、YouTubeの利益に見合わない弱小チャンネルは淘汰していく》という意味にも聞こえます。しかも今回は動画配信者のみならず、一般の視聴ユーザー(これは動画投稿していない空チャンネルの所持者を指すのか?)にも影響が及ぶ可能性があるらしい・・

昔も今もYouTubeを支えてきた大多数は広告収入など得ることもない普通の投稿者や視聴者であって、ごく限られた一部の人気クリエータの功績などではないはずです。様々な「価値観の多様性」が万人の好み・趣味と合致し共有され、YouTubeという動画配信サイトを大きく成長させながら"結果として"高い利益を得ることも可能になったというのが実際のところでしょう。その命綱とも言える多数派を切り捨ててしまうなど可能だろうか?。もうそんなことが関係ないくらいにサイトが肥大化してしまったのか?。それとも単なる妄想か?。

仮に人気クリエーターやそこに乗ずる関連企業で固めたプロ集団のみで運営するというのであれば、それはもう「テレビ局」と同じです。動画の価値は画一化され、そこら中に広告が舞い込み、(表面上は)安全で清潔な内容ばかりが24時間垂れ流され続ける・・当然そんなもの面白いはずがない。ここ数年でテレビの視聴者層がなぜ動画配信サイトへ大量に流れ込んだのかもう少し考えたほうが良い。

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12月10日以降に具体的な例が出るまでどのようなものかは不明ですが、まあ、突然チャンネルを解除しまくるなんてことはまず無いと思います。ただYouTube側の態度が曖昧なためチャンネル登録者を不安にさせ不信感を抱かせているのも事実。今後こういう可能性もあるかもしれないということは知っておいても良いかもしれませんね。

ちなみに私のYouTubeチャンネル《Kaoru AKIYOSHI》は登録者数200人程度しかない超弱小チャンネルです。もし狙われたら一発で解除されそうなので今の内にぜひお越し下さいww。
posted by アッキー at 00:28| 北海道 ☔| Comment(0) | 日記&雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月07日

楽譜出版のご案内(室内楽)

本日は、M.ラヴェルのピアノ組曲:クープランの墓より、木管五重奏のための「フーガ&トッカータ」スコア販売開始のお知らせです。

M.Ravel:「Fugue & Toccata」(2-Set)
from "Le Tombeau de Coperin" for Woodwind Quintet

出版番号MB2639 スコア15ページ(2曲セット販売=パート譜付き)
難易度★★★★★(上級)演奏時間:各曲3〜4分程度 
PDF版¥3,000 印刷版¥4,800
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楽譜は上記のリンクから購入することができます


モーリス・ラヴェルの「クープランの墓」は、前奏曲、フーガ、フォルラーヌ、リゴドン、メヌエット、トッカータという6曲からなるピアノ組曲で、近代ピアノ曲の名作として名高い作品です。この組曲は作者自身のオーケストラ編曲版が4曲(プレリュード、フォルラーヌ、メヌエット、リゴドン)残されており、現在ではそれに則った(と思われる)様々な編成や楽器による編曲作品も数多く作られています。

ただ上記の通り、ラヴェル自身は4曲分しかアレンジを手がけていないため、市販の編曲譜もそれに合わせて"フーガ、トッカータ"の2曲が欠けていることが多く、組曲としての統一性にやや乏しい感もあります。従ってこの度は色彩的表現を得意とし、多くのアレンジ譜が市販されている"木管五重奏"のためにこの2曲を補完する目的で作られました。

★《Fugue
木管五重奏のための「フーガ」は、フランスのデュラン社から出版されているMason Jones版(※この版ではフォルラーヌとトッカータが欠けている)にも掲載されていますが、私の版ではそれとは異なるアプローチで作られています。基本的には3声のフーガで構成され、曲の進行につれて反行形やストレット等の様々な主題操作が現れることもあり、如何にこれら主要声部を明示するかがポイントになるでしょう。又、低音域の密集声部では各パートが埋没しないように気をつけて下さい。尚、ホルンは一部にミュート(sordino)が用いられます。

★《Toccata
原曲の「トッカータ」はピアノという楽器に完全に特化した音楽であり、そのままの形では木管五重奏での演奏が到底不可能であることから編曲ではかなり思い切った書き方を実施しました。全パートに共通しますが、スタッカート(※ダブルタンギング)による同音反復音が終始現れ、この曲の全体的な流れを特徴づける要のフレーズになっています。パートによっては長い時間継続される箇所もあってブレスが難しいことも予想される(※記号は書かれていませんが、一応ブレスポイントは考慮してあります)ことから、困難である場合は奏者判断で適切に処理して下さい。管楽合奏ということもありテンポは♩=130を指定していますが、もし可能であるならもっと速く演奏しても構いません。技術的に難しいパッセージや、耐久力、スピード感、パワー、音域、表現力等が総合的に要求される難曲ですが様々なアンサンブルに挑戦して貰いたいと思っています。

尚、他の4曲に関しましては木管五重奏用の市販譜が色々な出版社から販売されていますのでそちらをご利用下さい(※私の楽譜が販売されているMusicBells社からもこの4曲が出版されています)
posted by アッキー at 22:05| 北海道 ☔| Comment(0) | 室内楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月01日

カリンバを試す(民族楽器)

注文していた「カリンバ」が先日届きました。

MOOZICA「17音カリンバ」
(コアアカシア木-K17KS) ¥4,299(Amazon)

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現物はもう少し黒みがかった高級感のある色です(※上記の"スタンド"は付属しません=¥700程度で別途販売)

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小型楽器の購入はウクレレ以来5年ぶりくらいですね。包装紙にでも包まれて素のまま送られてくるものと思っていましたが、家電みたいな丈夫な箱に入っています。

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さらに楽器本体はセミハードケース内に完全に固定されて収まっており、そこら辺の土産物とはちょっと異なる本格的な商品です。

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本体以外の付属品は、親指保護用の指先プロテクター(指サック)が2つ、音名表記シール、ポジション視認用のカラーシール(赤&緑)、チューニングハンマー、クロス1枚、何を入れるのかよく分からない黒い布袋が1つ、そしてスターティングガイド(解説書=英語)が入っています。

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この《カリンバ》とは、十数枚並ぶ"板バネ"を弾いて発音するアフリカ原産の楽器。いわゆる「親指ピアノ(thumb piano)」と呼ばれ、オルゴールの元祖になったとも言われています。写真で見るとすごく小さく見えるかもしれませんが実際は結構な大きさがあり(丁度ipad miniくらい)、強く鳴らせば想像以上に大きな音を出すことも可能(マイクなしでもアコギと対張れる程)。

また、この楽器は他の楽器とは一風変わった独特な構造的特徴を持っています。それは音の位置が「左右対称型となる音板配列」です。

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図を見ると分かるように順次音階が左右交互に飛びながら位置しています。従い、ピアノ的な直線配列の楽器と比較すると根本的なシフティング(ポジション移動)が全く異なる動きとなってしまい、これがカリンバを始めようとする人を大いに悩ます理由にもなっているようです。

しかし左右の親指2本で発音するという演奏特性から考えた場合、対称配置は非常に合理的な音の並び方であり現実的な理に適ったものであることも事実。もしこれをピアノ配列に変えたとすれば(※大型の楽器では採用しているものもあります)音板の大きさなどからして恐ろしく演奏しにくい楽器になってしまうでしょう(このことは左右2本のスティックを用いる打楽器を考えると容易に理解できるのではないでしょうか?)。従いカリンバを演奏するためにはまず音板の配列とシフティングを完全に理解する必要がありますね。

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この楽器はデフォルトの調性がCメジャー(スケール)17音(音域=2オクターヴと3度)に設定され、半音階の演奏は出来ません(※チューニング変更によっては部分的に可)。音板には音名が刻印されているので入門者にとっては分かりやすい仕様であり、付属のカラーシールは上記のように特定の音に目印をつけるためのもの(ハープや箏などの着色絃と同じ意味)。私の場合は主音のC音に赤、属音のG音には緑を用いています。ちなみに金色の鎖のようなものは「サワリ(びり付き音)」を出すためのものだそうですが、あまり良い効果にならないこともあって私は使っていません。

尚、この音板を指で弾く際は"少し伸ばした爪"で、やや立て気味に上方から軽く押し込むように弾くとしっかりした音が鳴ります。爪は無くても弾けますが、音が弱くなって隠りがちになることと、同音反復(同じ音の連打)の際に指先の肉が音板に当たり振動が止まり易く、サスティンが途切れてしまうことが多いです(※これはギター等の指頭奏法と爪奏法を比較すると分かりやすい)。

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背面より。裏には小さな穴が2つ設けられておりヴィヴラートをかける時に使います。穴を開いたり閉じたりして音を揺らすことが可能(前面のサウンドホールを使っても同様の効果が可)。

◉《総合評価として》
さて、簡単に楽器について紹介してきましたが、このMOOZICAのカリンバ。約¥4,000とお手軽価格の製品の割に総じてこれといった不満点はありません。商品レビューでは音板の鳴りが悪いとか作りが雑といったものも見受けられましたが、この楽器に関してはそんなことは全くなく、全音域に亘ってかなりの音量で鳴りボディー全体も気持ちよく振動しています。また外装も大変美しい仕上がりです。付属のチューニングハンマーで板バネの調律(※注↓参照)も試してみましたが音板やブリッジサドル等の剛性も特に問題はありません。あえて注文を出すとすれば板バネがやや固い(特に高音側)ということでしょうか。

※注:私は現在デフォルトのC調を1音半下げのA調に変更しています。この楽器ではG調程度まで下げることが可能と思われますが、ダウンチューニングにすると"板バネ"が長くなる分、振幅が大きくなるため全体のサスティン・音量も上がり、特に高音域がはっきり鳴るようになることから個人的にはA又は1音下げのB♭調のチューニングをオススメします。

いわゆる"高級な楽器"というものを試したことは無いのでそれらがどの程度の性能なのか分かりませんが、少なくともこれからカリンバを始めたいという人の最初の楽器として十分オススメできる製品です。今回の物と同型のカリンバ演奏はyoutubeでたくさん確認できますので購入を検討している方はぜひ一度ご覧になってみて下さい。テクニック次第で多様な表現力を得られるカリンバという楽器の魅了に気づかれるのではないでしょうか?。

本日の最後は人気カリンバ奏者April Yang さんの演奏にて。

★アニメ映画《大鱼海棠》よりイメージソング「大魚」

※注:この動画は実音でA-Majorにチューニングされているようです。基本型(C-Major)で演奏する場合は全体を1音半下げにするかC-Major用に移調する必要あり

MOOZICA 17音カリンバ, 親指ピアノ Kalimba 17音の指ピアノ, 高品質の17鍵カリンバ (コアアカシア木-K17KS)
MOOZICA 17音カリンバ, 親指ピアノ Kalimba 17音の指ピアノ, 高品質の17鍵カリンバ (コアアカシア木-K17KS)
Muslady 木製 親指ピアノスタンド カリンバブラケット 10キー/17キーカリンバス用
Muslady 木製 親指ピアノスタンド カリンバブラケット 10キー/17キーカリンバス用
posted by アッキー at 10:49| 北海道 ☔| Comment(0) | 楽器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする