クラシックギターを弾く人には重要な爪の手入れ。
個人によって様々な仕上げ方法があると思いますが、この度《ナノ技術が生んだ全く新しい爪やすり》と言ううたい文句の「
La SACHI:ガラス製爪磨き」を購入したのでちょっとレビューしてみようと思います。
まず、小型にしては重量感があり作りがしっかりしている印象。只、強化ガラスではあるそうですが硬い場所へ落とすと一発で割れそうにも見えます。ちなみに
切削面は片側のみ (両面ではない) です。

やすり側はほんの少し粘着性を感じる変わった感触・・これが粒子成分なんでしょうか?一般的なガラス製爪やすりとはちょっと異なる印象です。コンパクトサイズという事もあり (私のような) 爪が小さいタイプにも使いやすく、欲を言えば切削部が平面ではなく軽く湾曲していればもっと便利に感じます。ケース付きなので持ち運びも容易。
尚、この製品は「
ある程度の時期が来ると交換が必要な消耗品」と言うレビュー (Amazon等) が散見されますが、このやや特殊な粒子成分が少しづつ減って行くという可能性はあるかもしれません。

さて、実際の使用感としては実に良く削れるやすりです。粒子が細かい事もあり、いきなり大きく削り過ぎて失敗してしまうと言う事も少なく微妙で滑らかな爪の形成をする用途には向いているのではないでしょうか?。大きく形を変えるような荒削りには向かないので、その場合は別のやすりで整えた方が早いと思います。

画像では分かりづらいですが、爪の内側 (絃の当たる側) を丁寧に磨くと断面がツルツルになり絃の引っかかりがかなり軽減されます。爪先断面の形状はギター爪にとって重要なので、ここが滑らかに調整できるのはなかなか優れものです。撥絃の音質も少し柔らかくなった気がしますし、トレモロのような安定した連続音を出す場合には威力を発揮しますね。
気になる点としては、あまりにも滑らかに撥絃される事もあってか、強い音が欲しいときなどに爪が滑り過ぎて抜けがちになる事でしょうか。ここは意識して演奏する必要があるようにも感じます。
せっかくなので
本来の使い方 (爪の表面を光らせる) も試してみました・・

いや〜テカテカになるわコレ!。縦筋のような表面のデコボコが消え、まるでマニキュアを塗ったようにピカピカしますね。ちょっとクセになる面白さ・・結局右手の五本の爪全部を磨く事になってしまいました...

ムラなく全体を光らせるにはちょっと磨き方にコツ (削る方向等) がいるかもしれません。

現在、荒削りには「
チェコグラスファイル」を、細かな最後の仕上げにこの「La SACHI」を使用しています。美容のためのネイルケアには勿論ですが、細かな爪の調整が必要なギタリストも一度お試しになってみては如何でしょうか。
La SACHI ナノ技術が生んだ全く新しい 爪やすり ガラス製 爪磨き ネイルケア ネイルシャイナ― つめみがき つめやすり (爪)
posted by アッキー at 12:01| 北海道 ☔|
Comment(0)
|
日記&雑感
|

|