これはUSBとオーディオケーブルの入出力部。上記はノートPCなので割とシンプルな配線で済みますが、それでも外部ストレージを繋いだりThunderboltケーブル(うちはMacなので)等を同時使用すると意外に猥雑な状態になります。
しかしここで問題となるのはケーブルの数ではなく、ケーブルプラグの「向き」です。

例えばこの状態、外部スピーカーへ連結するコードの向きが不自然。配線は下から上に向かっているのにプラグがストレートのため横方向に大きなスペースを要しており、しかもコードがねじれ気味でストレスの掛かった状態でジャックに刺さっています。
こちらはヘッドフォンのプラグ。オーディオ系はステレオ標準プラグであることが多いのでPC側の端子に差し込むためにはステレオミニジャック変換プラグを取り付ける必要がありますが・・ 10センチは飛び出てる...しかもケーブルの重さで端子の差し込み口が撓んでいます。配線を引っ掛けたら恐らく端子が一発で逝ってしまうでしょう。
私はこういうコード類が不自然で猥雑になっている(見える)ことが許せないタイプです。機器にも悪いですし何と言っても美しくない・・
ということでコレを使います。
3Aカンパニー L型変換ステレオミニプラグ
φ3.5mm変換アダプタ MAIL-35SL
上記はステレオミニプラグ同士を連結して90°方向を変えるためのもの。アマゾンで¥400程。
下から延びるコードをストレスなく延長しつつ直角に方向を変えることでサイドスペースが大きく節約さています。端子への負担も軽減されますし見栄えも断然美しい。
ただこのプラグ、¥400の安物ということもあってかちょっと差し込みが甘いんですね。接触が悪いということはないですが何か落ち着かない感はあります。
とりあえず周辺が多少スッキリしました。ちなみにUSBケーブルも方向を変えられるコネクター可動式の製品が販売されているので機会があれば試してみる予定。
神経質なこだわりですが、何らかの作業を集中して気持ち良く行うためにはこういった細かい環境を整えることも重要と考えています。
ところでこれらの変換プラグ、私の住む町の家電量販店には"こんな↑"大雑把な物しか置いてありません(これデカすぎ...)。数百円程度の小物など日数のかかる通販ではなく、その日に買って使える近所の店で済ましたいのが正直なところですが、需要の問題もあってかごく限定された物しか選べないのが残念。
インターネット時代、様々な商品が通販で手に入るようになったのは良いことですが、身近な場所にちょっとマニアックな店があってほしいような気もしますね(30年ほど前は帯広にも小さな"工房"のような店が結構あったのですが...)。