●楽譜作成ソフト「Finale」の注意事項(クリックで拡大)

※その他、注意喚起に関しては以下のメーカーサイトをご覧下さい。
●MI7:サポート詳細
●クリプトンフューチャーメディア:サポート詳細
今回はかなり広範囲で音楽系アプリ群が影響を受けるらしく、私の元にもソフトメーカーから警告メールが数件届いています。こういうことが(頻繁に)あるから最近のアップル製品は恐ろしい・・
「10.14 Mojave」のリリースが去年の9月で、まだ1年しか経っていない中でのこの騒動。macOSが年間ペースで仕様をころころ変えるようになったのは10.7 Lion(2011)以降と記憶していますが、それ以来Macユーザー(特に業務使用している人など)は新OSが発表される度にシステム条件や追加ソフトの安全性を確認する必要に迫られ、場合によってはOSアップデートをとるか古いソフト類を破棄して新環境に適合した製品に買い替えるかなどという非常に苛立つ状況になることも多々・・(私も10.6から10.7に移行した時に使えなくなったソフトが結構ありました)。暇やお金を持て余している人ならいざ知らず、しょっ中変更されるOSの都合でその度にシステムチェックをしたり新しいソフトに入れ替えるなどあまりにも非現実的です。従って、うちではデスクトップを10.6.8(Snow Leopard)、ノートは10.7.5(Lion)で固定し、毎日使う主要ソフト(Finaleや付随する音源群)に必要な環境のみを残して、以降OSのアップデートはしていません(※既にユーザーサポートは打ち切られています)。
そもそもApple社は「クリエイティブな環境」とか「日進月歩」などの名の下に"流行"を創り出そうとする企業であって(故にGAFAの仲間入りが出来たのか?)、Microsoftのような長期的機能性の完備や旧ユーザーへのサポート体制に関してかなり無頓着だったりします。話題のIT技術、最新のSNS機能、近未来的なデザイン...これらをファッショナブルに使いこなし他人の目を惹きたいのであれば洒落た道具として適する製品も多いでしょうが、安定した実用性を考えた場合はちょっと疑わしいメーカなのかもしれません(ということが14年ほどMacを使い続けて分かるようになってきました)。
実際、現在の音楽制作環境を見渡してもmacOSがWindowsより優位である点など正直あまり無く(美しいグラフィック程度か?)、コンピュータという現実的な作業機器としての意味合いは徐々に失われているような気がします。我が家のPCも少々古くなりそろそろシステム全体の入れ替えも検討中ですが、恐らく次は実務機としてWindowsを選ぶことになるでしょう。ただ、モバイルやグラフィカルな作業用途としてのMacは大変使いやすいことから、ノート(MacBook-Pro)だけはもう暫く長らえてほしいところですね。
なお、OSX10.15に対するソフトメーカー側の対応措置としては「無償アップデートによる再配布」という形が多くなりそうです。
それにしてもAppleってほんと面倒くさいメーカーになったな・・

(以前のApple文句記事は=こちら)
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次はこれですね👍