2018年08月01日

楽譜出版のご案内(ギター独奏)

本日は、J.S.バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV1004より、有名な「シャコンヌ」ギターソロ編曲版、販売開始のお知らせです。

J.S.Bach《Chaconne》from "Partita No.2 BWV1004"
for Guitar Solo
 出版番号MB2338 スコア13ページ(運指付き)
難易度★★★★★(上級)演奏時間:13〜15:00程度
PDF版¥1,000 印刷版¥1,800
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▶上記の楽譜は MusicBells 出版から購入することができます。

「シャコンヌ」のギターソロ版は、演奏するギタリストの数と言っても良いほど多くのアレンジがありますが、一般的には「セゴビア版」を用いることが多いようです。原曲のヴァイオリン譜そのままに近い形で弾くといった軽快な表現の演奏もよく耳にします。

私の版では、バス/内声部/和音を控えめに補充し、表現としてはやや重厚なものとなっています。それ以外の部分は原曲に忠実なものであり、大きく曲の印象が変わってしまうような極端な書き換えはしていません。尚、調絃に関しては一般的なLow-Dチューニングです。

シャコンヌのギター演奏はもともと難度が高いため、この編曲においても演奏レベルは上級技術が必要と思われます。但し、好みの部分のみを抜粋演奏するだけであれば中級程度からでも楽しめるのではないでしょうか?。シャコンヌは各変奏ごとに奏法スタイルが割とはっきりしているので、一種のエチュード的な使い方もありではないかと思います。

さて、このアレンジ・・ 原稿である "手書き譜" の日付署名(※私は何らかの作品が完成した場合に日付と作成場所を書いておく習慣があります)を見ると、>2000年3月12日/札幌< と書かれてありました。実にもう18年も前のモノで、こうして浄書譜化(浄書したのも5年ほど前の話)しつつ、よくよく見返してみると、様々な版に影響された上に、少々重くて洗練されていない部分も散見されますが、当時の若気の至りとでも言うか、ある種の野心や勢いを感ずる部分も見受けられる事で、明らかな誤記以外はあえて修正せずそのままとしました。

実は作った当の本人である私はこの曲を通しで弾けないんですね。当時はインターネットなどがまだ一般的ではなく、好みの版がなかなか手に入らなかったこともあってか "無ければ自分で作れば良い" と考え、その頃勉強中であった和声実習も兼ねながらこのヴァージョンを作成しましたが、やはり《シャコンヌ》の壁はあまりにも高すぎた・・(第一部までは頑張ったのですが....)。なので実演してくれる方がいれば大変光栄ですし、更に弾きこなせる方であれば尊敬すらしてしまいます。

有名版とはまた異なった響きの「シャコンヌ」になりますが、数多く存在するヴァージョンの中の小さな一例としてご利用していただければ私にとって幸いです

※尚、今月いっぱいは《出版案内のお知らせ》を中心に更新予定です。

posted by アッキー at 21:53| 北海道 ☔| Comment(0) | ギター曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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