2014年02月11日

V・Galilei:Qual miracolo Amore オルガン用編曲

今日の音楽紹介はルネサンス時代の作曲家 Vincenzo Galilei(ヴィンチェンツォ・ガリレイ:1520頃〜1591)作曲の Qual miracolo Amore(何という奇蹟をアモーレは〜3声のカンツォーネ)オルガン用編曲版です。

Vincenzo Galileiは、かの有名な Galileo Galilei(ガリレオ・ガリレイ)の父親であり、優れたリュート奏者、作曲家、音楽理論家として活躍していたようです。この度取り上げた本曲は原曲の詳細が不明なのですが、私の使用した資料には歌詞が併記された白符定量譜として書かれていたことから、もともとは声楽曲ではないかと思われます。現在ではリュートやギター独奏などで弾かれることもあるようですが、カンツォーネらしく親しみやすいメロディーを持ち、曲名からも想像できるように穏やかで優しい響きを持っていることが特徴といえます。

Qual miracolo Amore:何という奇蹟をアモーレは
オルガン用(又は他の鍵盤楽器)編曲版

使用音源:Garritan Personal Orchestra4/Aria
使用音色:Pipe Organ
レジストレーション:Flute
ピッチ:カンマートーン415Hz
チューニング:equal temperament
(※上記サンプルは1段マニュアルの例になります)

この編曲はもともとチャペル・ウエディングでの使用を想定したものなので、全体のテンポを遅めにとり、穏やかなレジストレーションを選択することで、礼拝堂等での演出効果を考慮したものとなっています。楽譜(出版予定)には1段マニュアル用とフル・オルガン用(2段以上のマニュアルとペダル)の譜面が付属していますが、1段マニュアル用の楽譜に関してはポジティーフ・オルガン、チェンバロ、ピアノ等の鍵盤楽器での演奏も可能です。使用される音域は c-d2 の約2オクターヴとなっています。

同曲:チェンバロでの例

使用音源:The Conservatoire Collection
使用音色:フレミッシュ1段鍵盤
レジストレーション:8’+8”
ピッチ:カンマートーン415Hz
チューニング:Kirnberger3

チェンバロやピアノでの独奏曲として扱う場合はテンポを速めにとり、鮮やかな音色で軽快感をだすと良く合うと思います。楽譜上には書かれていない即興的な装飾音なども入れてみると雰囲気が出るでしょう。このあたりの解釈は奏者の任意で決めて下さい。

楽譜は現在出版の準備を進めていますが、少々時間がかかることが予想されます。出版開始の際はこのホームページでお知らせしますのでよろしくお願い致します。 現在販売中です

posted by アッキー at 03:02| 北海道 ☔| Comment(0) | オルガン曲 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。