2016年12月04日

サウンズ&スコアーズ(教本)

作曲・編曲関連の教本には様々な物が存在しますが、今回は主にポピュラー/ジャズ関係向きの良書をご紹介。

サウンズ&スコアーズ/ヘンリーマンシーニ(邦訳版/譜例CD付き) 
出版社:エー・ティ・エヌ / 定価¥5,800
1.png

10年ほど前に購入したものですが、著者であるヘンリーマンシーニ自身の作品に関するオーケストレーション(楽器法)が紹介されているという点で、大変実用的な内容となっていることが特徴です。

2.gif

ブラス、ウッドウィンド、ストリングス、コンボ、様々な編成が扱われ、各種楽器の特性・用法なども多々説明されていることから、管絃楽法的な性質を持つ教本とも言えますが、基本的な和声やコード理論の類は割愛されていることもあって、それなりの知識がある方向きかもしれません。また、実際の制作現場の慣習や、効率的なスコアの書き方、ポピュラーで多用される独特の記譜法(Col.やCopyの略記等)なども紹介されています。

ただ、著者も書いていますが、この本はオーケストレーション技術の可能性を追求する類のものではなく、あくまで "シンプルな手法の中で効果的な響きを創り上げる" ことに主眼が置かれています。よって、現代音楽的な複雑な用法を知りたい場合などは少々趣旨が異なるので注意が必要です。

ポップスや劇版などの音楽は楽譜の入手そのものが非常に困難であり、一部の関係者(スタッフや写譜者、浄書家など)以外はほとんど見ることすらできないというのが現状ですが、この教本は作者自身のスコアを直接分析ができるという点で大変資料的価値の高いものであると感じます。もちろん全てのマンシーニ技法がこの一冊に集約されているというわけではありませんが、他の理論書などとも併用しつつ、根気よく分析・研究を続ければきっと大きな糧となることと思います。

ポピュラー・ジャズ系の作曲・編曲を目指す人はぜひ手元に置いておきたい一冊です。

posted by アッキー at 09:19| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・楽譜・書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月25日

横浜家系ラーメン(カップ麺)

日清「横浜家系ラーメン 豚骨しょうゆ味」
1.JPG

最近では食べる頻度もやや減った気がしますが、小腹がすいた時など手間が掛からず手っ取り早いのがカップ麺・・

私はラーメン全般に関して"家系ラーメン"が好みですが、実は今住んでいる地域(帯広市)にはこの手のカップ麺があまり置かれていません。その中でたまたま手に入った「日清・横浜家系ラーメン」とはどの程度のものなのか?。さっそく試してみました。

2.JPG

中の具類は3種類、割と正統的な構成。家系ラーメンにほうれん草というのはお決まりなのでしょうか?。麺は中太ストレート麺かな?。

3.JPG

見た目はそれっぽい印象・・

脂は多め、ストレートに近い麺は長めで、ラーメン店のそれに迫るなかなかの出来です。ただ一点、これは個人的な好みの問題と思いますが、デフォルトの5分置きではやや麺が硬く(というかちょっと粉っぽい?)スープとうまく交わらないように感じました。後日改めて試してみたのですが、やかんで沸騰したお湯を注ぎ、7〜8分程度置いたほうが自然な食感となるような気がします。

ちなみにこのカップ麺のカロリーは413Kcal(某サイト調べ)とのことで、一般的な店舗のラーメンと比較するとやや低めでありますが、カップ麺としては高い方かもしれません。割とクセになる味で、濃いめのスープに直接ご飯を入れて雑炊のようにするのも良い感じ・・

手っ取り早く濃いカップ麺を食べたい方にはなかなかオススメです。

posted by アッキー at 08:53| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記&雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月19日

グールドのイタリア協奏曲〜1981年版?

グレン・グールド(1932-1982)のイタリア協奏曲といえば、いわゆる1959年録音版が有名ですが、先日このような動画が・・

Glenn Gould:Italian Concerto
In F Major BWV971(Ver.1981)



1981年の新録音があることを知りませんでした・・

グールドファンとしては迂闊でした  
2006年に【イタリア協奏曲(2種の録音)、パルティータ第1番、第2番、半音階的幻想曲、他】というアルバムが販売されていたらしく、そこに収録されていたようです。

方法論としては同年に録音された”ゴルトベルク変奏曲”に類似するところもあるように思いますが、勢いのある1959年版と比較するとテンポが遅くやや地味で、その代わりにポリフォニー感が増し、はっきりした音色となっているように感じます。特に第三楽章は顕著ですね。

これは好みが分かれそうですが、動画の音質があまり良くないので正直何とも言えません。ぜひCDを入手して確認したいところですが、現在は絶版になってしまったようです(AMAZONの中古品で何とかなりそうな感じも・・)。

それにしても最近はグールド関連の、聞いたこと見たことのなかった録音や映像をずいぶん見かけるような気がしますが、やはりそれだけ偉大なピアニストだったということでしょうか。

posted by アッキー at 09:30| 北海道 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽・楽譜・書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする